聖徳太子御書並如来御返翰は本物か

1.はじめに
 『善光寺縁起集註 巻第五』に所収の「聖徳太子御書並如来御返翰(注1)」には往復書簡集の形で聖徳太子と善光や麻績善光とのやり取りの手紙が計6通掲載されていますが、これらの手紙がなぜか法隆寺が所有する「善光寺如来御書箱」に納められているとのことです。
 そこでこれらの手紙が法隆寺に納められた経緯などを考察してみます。

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