松野連姫氏系図の信ぴょう性

 国会図書館が所蔵する『諸系譜』第2冊に所収の松野連姫(まつののむらじき)氏系図は明治時代の系図研究家であった鈴木真年が収集した系図であると言われており、呉王夫差を初代とし、その末裔には『日本書紀』の景行天皇の熊襲討伐の段に登場する厚鹿文、迮鹿文、市乾鹿文、市鹿文が記述され、さらに『魏志倭人伝』に登場する伊馨耆が記載されると共に、倭の五王(讃、珍、済、興、武)が登場するという古代史上の有名人のオンパレードの様相を呈していまして、とても史実とは思えません。

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